山梨県産 巨峰

キョホウ (学名:Vitis vinifera ‘Kyoho’)

現在日本で栽培されているブドウは、主にワインの材料としての歴史を持つヨーロッパ種、干しぶどうやジュースの材料として活用されてきたアメリカ種、そして両者が交配された欧米雑種の三つに分けられます。巨峰は日本で育成された欧米雑種で、粒が大きく高級ブドウの代表格です。
ブドウは品種によってその香りや味が大きく異なります。巨峰は濃厚な風味が特徴で、つるに近い部分は特に糖度が高くなります。また、粒に果粉と呼ばれる白い粉がついたものは、新鮮で甘さと酸味のバランスがよく取れています。
巨峰はひと房に50~100もの粒が生ります。生産者の方が手をかけて摘果することで、巨峰ならではの大きな粒に育てることが可能となります。