沖縄県産 シークヮーサー

シークヮーサー (学名:Citrus depressa)

奄美大島以南の南西諸島に自生する沖縄県特産の柑橘です。
ミカン属の中でも自生種はシークヮーサーとタチバナの2種のみといわれています。
果実は25~40gでやや平たく、完熟して甘さが出ると食されます。薄い果皮と豊富な果汁を蓄えたジューシーなパルプが特徴です。
名前は沖縄の方言の「シー(酸っぱい)」、「クヮーサー(食べさせる)」からつけられており明るい太陽と土壌によって育まれた果実は、爽やかな酸味と苦味を持ちます。その酸を活用し、古くは芭蕉布を洗浄する際に 布を柔らかくする目的で使われました。
シークヮーサーにはノビレチンというフラボノイドが多く含まれており、近年では抗認知症など、健康機能への期待が高まっています。

文:JAおきなわ 協力

生産者・地域との取り組み

小川香料は2019年8月16日に沖縄県のJAおきなわと沖縄県産天然素材の活用に関する事業連携協定を締結しました。シークヮーサーをはじめとした沖縄県の特産品の魅力的な香りをお届けいたします。