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研究レポート

ウィンターセイボリー揮発成分の冷え予防効果(2)

増田秀樹, 森 紀之, 松井謡子, 築山恵子, 西村 修, 竹内俊介,寺田祐子,渡辺達夫,灘本知憲
小川香料株式会社 健康素材研究所
滋賀県立大学 人間文化学研究科 生活文化学専攻
静岡県立大学 食品栄養科学部 食品生命科学科

 弊社では既にシソ科ハーブ、ウィンターセイボリーエキスの冷え予防効果(1)を報告しております。今回、ウィンターセイボリー中の揮発成分について、冷え症のヒトを対象にしたダブルブラインド試験でウィンターセイボリー中の揮発成分が首・額の体表温を有意に上昇させ、末梢部(手足)の体表温低下を有意に抑制することを見出しました1)(図1)。このことからウィンターセイボリー揮発成分が有効画分のひとつであることが明らかになりました。 *先の報告(1)と同様、本試験は冷房が効いた室内を想定しているため、この条件下では座って安静にしていると徐々に体表温が低下します。

図1.接種後の体温変化(*p<0.05) 首 額 図1.接種後の体温変化(*p<0.05) 手指 足首

 さらにウィンターセイボリー揮発成分は、熱産生と関わるTRPチャネル(生体の感覚センサーとして機能する)を活性化させることを確認しており、これが温感効果をもたらした理由のひとつと考えています。

1)Masuda, H., Mori, N., Matsui, Y., Tsukiyama, K., Nishimura, O., Takeuchi, S., Terada, Y., Watanabe, T. and Nadamoto, T., Food Sci. Technol. Res., 2013, 19, 1085-1092.


「論文に関するお問合せ先:小川香料(株)総務部」
pr@ogawa.net

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