研究開発

トップページ > 研究開発 > 研究レポート > ウィンターセイボリーエキスの冷え予防効果(1)

研究レポート

ウィンターセイボリーエキスの冷え予防効果(1)

増田秀樹, 森 紀之, 廣岡沙織, 松井謡子, 築山美紗子, 渡邊由貴, 灘本知憲
小川香料株式会社 健康素材研究所
滋賀県立大学 人間文化学部 生活栄養学科

 ウィンターセイボリーはヤマキダチハッカとも呼ばれ、地中海沿岸を原産地とするハーブです。生葉や乾燥葉は主に香味づけに用いられていますが、乾燥葉を熱水で浸漬したセイボリー茶も広く知られています。ウィンターセイボリーはややピリッとしたペッパー様とすっきりとしたミント様の香味を併せもっています。
 弊社では冷え予防に有効な食材の探索研究を進めておりますが、今回、冷え症のヒトを対象に行なったダブルブラインド試験で、ウィンターセイボリーエキスが末梢部(手、足)の体表温低下を有意に抑制することを初めて見出しました1,2)(図1及び2)。

図1.摂取後の手指温度変化(*p<0.05) 図2.摂取後の足指温度変化(*p<0.05)

 足は冷えを感じる頻度が最も高く、手だけでなく足の温感効果も確認されたウィンターセイボリーは非常に有用な食材と言えます(サーモグラフィ)。

サーモグラフィ <冷え症> <非冷え症>

1)Masuda, H., Mori, N., Hirooka, S., Matsui, Y., Tsukiyama, M., Watanabe, Y. and Nadamoto, T., Food Sci. Technol. Res., 2011, 17, 429-436.
2)抗ストレス食品の開発と展望Ⅱ,増田秀樹著,(株)シーエムシー出版,pp.168-172,2012年


「論文に関するお問合せ先:小川香料(株)総務部」
pr@ogawa.net

研究レポート一覧へ このページのトップへ